2004年12月15日(水)

「穏やかな舌はいのちの木。偽りの舌はたましいの破滅」(箴言15:4)

テレビからコマーシャルがどんどん流れて来る。小さな子供達はすぐに覚え口ずさむ。大人も無意識の内にその商品を買っていたりする。言葉の影響力は側り知れない。ペテロは言葉で三度主を裏切った。尚も変わらず愛し続けられた主は、同じく三度言葉を発せさせる事により、ペテロを回復させ再び立たせられた。主を知らないと言ったペテロに、主への愛を告白できるように、仕向けて下さったのだ。ペテロは心の深い傷が癒され、再び立ち上がる事ができた。言葉は人を生かしもし、殺しもする。言葉で深く傷ついた経験があるだろう。身体の傷は癒えるが、心に受けた言葉の傷は深く残る。人を生かし、励まし、慰め建て上げる言葉を発する者とされるように。
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一旦発した言葉は取り返しがつかない。肉の言葉を不用意に発する事がないようにとどめよう。心に満ちている事を口が話す。人が話す事はまず心にある事だ。口ではなく心が問題だ。心が御霊に支配され導かれるよう今日も祈ろう。周囲を励まし生かし恵みを与える言葉を語る者と用いられるように。