2001年05月16日(水)

「あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。あなたは私の荒布を解き、喜びを私に着せてくださいました」(詩編30:11)


使徒の働きの中で、パウロは小
アジアのフルギヤとガラテヤを
旅しながら、その地域で伝道し
たいと思ったが、聖霊によって
それを禁じられた。そこで、ム
シヤの国境まで行き、ビテニヤ
へ行こうとしたが、またしても
禁じられた。それでトロアスへ
行くと、マケドニヤへ行くよう
命じられた。それはパウロの思
い通りではなかった。私達も人
生は自分の思い通りでは無い事
を学ぶ。物事が思い通りに進ま
ないと、希望が失せ、しばしば
反抗的な気持ちになる。そうで
はなく、歩み続ける事が大切で
ある。神のみわざの中では次善
の策に見えるものがあるが、し
ばしば最善である。面前で閉じ
られた失望を受け入れ、開かれ
ているドアを通って歩む時に、
真の幸せが来る。失望のその先
に幸せが用意されている。みこ
ころを受け入れる事だ。神は最
善しかなさらない。