2006年04月15日(土)

「健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ・・」(Uテモテ3:3)

子供は、都合の良い言葉には素早く反応
するのは驚くばかりだ。「片付けなさい」
「勉強しなさい」は聞こえないが、「ケ
ーキよ」には即反応する。しかし、自分
自身もどうだろう。痛い言葉、矯正の言
葉、警告の言葉は聞きたくない。犠牲を
要求される言葉は避け、砕かれる言葉は
すり抜け、自分に心地良い、都合の良い
言葉だけを聞いていると「空想話にそれ
て行く」。真理から離れた自分中心の都
合の良い信仰へ。もはや信仰でなく空想
話だ。又、「自分は正しい」に立つ、古
い自分を根拠にした、自分の思いの信仰
にそれて行く。信仰のつもりが、自我が
どんどん強固になって行く。痛い言葉こ
そが聞くべき言葉。自分に必要な、自分
を成長させてくれる言葉だ。
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自分に都合の良い御言葉を寄せ集め、
自我がぬくぬくとはびこり、空想信仰
に陥って行く。痛い事態を、痛い言葉を
現実を見てしっかり受け取ろう。ここか
ら成長が始まる。