2007年08月16日(木)

「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい」エペソ6:11

誰しもサタンの執拗な誘惑に会った経験があ
るだろう。経験的に、その誘惑を何とかしよ
うと、戦えば戦うほど、がんじがらめになり、
更に深みにはまって行ったのでは無いか。自
分の思いをどうにかしようと、すればするほ
ど、誘惑が更に強くなる。それは、誘惑と
戦って行くと、逆にその誘惑に思いを集中す
る事になってしまうからだ。思いが捕らわれ、取
り込まれてしまう。どんどん消耗して力尽きる。
「こんな事思ってはいけない、してはいけない」
と必死になるのでなく、思いの向きを変えて
しまえばよい。さっさと家事を始めてしまうとか、
用事をするとか、行動する事も有効だ。サタン
はもう無駄だと思うと離れる。思いを消そうと
するのでなく、別の思いに代えればよい。
又、敢えて誘惑の場に近づく事は、自分から
誘惑に乗って行くようなものだ。近づかない
よう具体的行動が必要だ。テレビや本が
誘惑になるなら、消して、閉じる。ある店が
誘惑になるなら、店に入らない、近づかない。
誘惑になるもののそばを離れる。何よりも、
積極的に御言葉と賛美と祈りで心を満たす
ことだ。空いた心には必ずサタンが来る。御
言葉の剣を握り、心を霊のものでいつも
満たしておくことだ。
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人それぞれ弱い部分があり、その弱い部分に
集中攻撃をかけてくる。サタンは単純には来
ない。姿を隠して巧みに策略を練って来る。
サタンに気づけるように。今、目の前の問題も
サタンがからんでいないか。