2009年01月15日(木)

「だが、カインとそのささげ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた」創世記4:5



アベルの献げ物が神に受け入れられ、カインの献げ物が受け入れられなかった。その時、カインはひどく怒った。怒るとは、神に問題があるとする事だ。

神を絶対的に正しいとするなら、受け入れられなかったということは、自分側に何か問題があるはず、それが普通の考え方だ。

しかし、カインはそうでなかった。自分の側の間違いを認めず、受け入れない神に怒りを向けた。神を正しいと認めないので、アベルをも認めることができない。

それゆえ受け入れられたアベルに嫉妬し、激しい憎悪に燃えた。
「あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる」とあるからには、カインは正しく行なっていなかった。

もし動機が正しければ、良心に何のやましいところなく、真っ直ぐに立っておれる。
「あなたが正しく行なっていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている」もし間違っているなら、悔い改めなければ、罪に支配されてしまう。

罪は大きくなり、罪に罪を重ねてしまう。
悔い改めない罪は、カインをして、アベル殺害へと発展してしまった。しかし、殺害後も、神は「アベルはどこにいるのか」と、尚も悔い改めのチャンスを与えら
れる。

神は慈しみあわれんでいて下さる。神の尽きないあわれみがあるのだから、又特に、対人関係での憎しみや妬み、敵対心があるなら、今すぐに悔い改めよう。
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自分が受け入れられれば嬉しい。受け入れないと怒る。自己中心の罪が苦い思いに変わって行く。悔い改め、悔い改め、今日も謙遜に御霊に従って行こう。