2025年10月02日(木) 「イエスは彼に言われた。『帰って行きなさい。あなたの息子は 直っています。』その人はイエスが言われたことばを信じて、 帰途についた」ヨハネ4:50
「イエスは彼に言われた。『帰って行きなさい。あなたの息子は 直っています。』その人はイエスが言われたことばを信じて、 帰途についた」ヨハネ4:50
王室の役人の息子が、重病で危篤だった。その役人は主に会うため、 カペナウムから30キロの道を徒歩で来た。主なら、いやす事ができ ると思ったからだ。そうでなければ、30キロ先から来ない。主に、 家に来て息子をいやして頂きたいと願うと、主に「しるしと不思議 を見ないかぎり、決して信じない」と言われた。 再度、どうか来て欲しいと願う。すると「帰って行きなさい。あな たの息子は直っている」と。息子の元に来て欲しいと願ったが、御 言葉を信じて、帰るようにと言われた。私たちもどうだろう。しる しと不思議を見ての信仰だろうか。しるしを願っているかも知れな い。沢山の奇跡を見たなら、信じる事が出来て、信仰が強くなるの ではないかと。 目の前で紅海が分かれるような大奇跡を見たなら、信仰が強くなる と思いがちだ。しかし主は、しるしを見てではなく、「主の言葉を 信じる信仰」へと導かれたい。役人は「帰って行きなさい」と言わ れた。息子は直っているからと。主の言葉だけをもらい、その言葉 を受け取り、信じて帰った。 すると途中でしもべに出会い、息子のいやしを聞いた。主の言葉の 通りではないか。そして良くなった時刻を聞くと、主が「あなたの 息子は直っている」と言われた同時刻である事に、驚いた。彼と彼 の家の者が皆、主を信じた。主の言葉は、必ず100%成就する。主 は、しるしを見ての信仰から、しるしを見ずとも、御言葉を信じる 信仰へと、成長させて行って下さる。 -------------- 信仰生活で起きてくる問題に主ご自身が関与し、心配しておられる ことを信じよう。しるしで癒されて終わりではなく、いつも、私た ちを愛して一緒に生きてくださっている。主の御言葉を信じよう。