2009年08月15日(土)

「まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ」詩篇1:2

主は「何も思い煩うな」と言っておられる。「何も」だ。まさに今、現在あなた
が思い煩っている、その事も含まれる。思い煩わなくて良いとは、苦しみからの
何という解放だろう。

しかし、尚も思い煩うのが私たちだ。心の底の底を見て行くと、確かに思い煩い
を選択している。苦しくてそれから逃れたいはずなのに、はっきりと選択してい
る自分がいる。思い煩いから逃れたいのに、心配していないと不安なのだ。

冷静になって考えると、思い煩いの対象をその事を寝ても覚めても考えている。
ずっと思い煩いが襲い、思い煩う度に、その不安は更に強化され、強固なものと
なりモンスターのようになって行く。

いつも思っているのだから、ますます強大になり膨れ上がるのは、当然だ。人は
その思う通りの人になって行く。自分で思い煩いをどんどん育て上げている。

つまりは、サタンが、思いに吹き込む火矢を拒否しないで、受け入れ、同意し続
けている結果だ。サタンが思い煩いに誘惑し、攻撃している。否定的に繰り返し
繰り返し考え、尚も考え続け、心が崩壊するまで考え続けるだろうか。

み言葉をそれほど繰り返し繰り返し思い、常に思い続けたらどんなに良いだろう。
それほど御言葉を喜び、思い続けるなら、御言葉が血と肉となり、自分の思考と
なり、価値観となり、判断基準となって行く。何という幸いだろう。
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「あなたがいつも思っていること、それがあなた自身だ」との言葉があるが、絶
えず選択している思いによって、自分が作られてしまう。いつも思っている事は
何だろう?御言葉を喜び、昼も夜も口ずさめるよう、まず出来ない自分を認めて、
祈りから始めよう。