2010年12月15日(水)

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり・・将来と希望を与えるためのものだ」エレミヤ29:11


バビロン捕囚は、その事態だけを見れば絶望でしか無かった。しかし、結果的に見れば、神の民は捕囚により、悔い改め、神に立ち返る事ができ、信仰の回復がなされた。70年後にエルサレムに帰還させるとの、神の約束も成就された事になる。

「あなたがたのために立てている計画」・・バビロン補囚が「神の計画」だと言われる。見えるところは落胆、絶望、挫折、混乱であったが、神にとっては平安と将来と希望のための計画であった。

刺繍の裏は、糸がぐじゃぐじゃだ。神は、私たちにとっては不都合、混乱、行き詰まり、何でこんな事が?の事態を起こされ、神の意図される方向へ導かれる。そしてそれは、「あなたのため」の計画だと言われる。綿密に図って立てられた、あなたの益と将来のための出来事だと。

刺繍の表は着々と綺麗な模様に完成している。目の前の事は痛い、苦しい事態だが、実はあなたのための最善がなされている。痛い、辛い所を通って初めて、真に神に出会う。人は自我の強固な殻におおわれている。痛みや苦しみによって、その自我の殻が砕かれる。

高慢すら自分でわからず、認識できず、何の問題も無いと思っている。苦しみの中で初めて、自分の姿を知る。何を教えて下さりたいのか、主に祈ろう。主のお心に触れる時、愛がわかる。そして心に平安が臨む。
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苦しい状況の中でも何度も不思議に守られてきた。不平不満を言いながらも、その度に神様は近くにおられた。困難の中で神様のご計画を見つめることが出来ますように。最善を信じ神様の平安が今日もありますように。