2011年01月14日(金)

「彼らの最後は滅びです。彼らの神は彼らの欲望であり、彼らの栄光は彼ら自身の恥なのです。彼らの思いは地上のことだけです」ピリピ3:19



クリスチャンがしばしば、この通りであることを、御霊に気づかせられる。ある人は、神を求め、神に従いたいと思い、そのように歩んでいるつもりであった。しかし、生活の中で、祈りが自分の願い通りに叶えられなかったり、物事が自分の思い通りに行かないなら、不平不満と失望で心が一杯になった。

どうしても欲しいものが得られなければ、欲求不満で、神を責め、神に対して怒りを持つ。与えてくれない神、自分にいじわるな神と。そんな中で、心深く探られ、自分が本当に求めていたものは、生活の安定であり、自分の思い通りになる人生であり、自分に心地良い歩みであり、自分が栄光を得る事であり、すべてに
おいて自分が納得する事であると照らされた。

どこまでも、「自分」「自分」であり、自分中心であり、自分の欲望であり、神に従ってなどおらず、自分の腹が神であり、パウロが涙をもって示す、十字架の敵として歩んでいるのが自分であると、気づきを与えられた。本当に求めているのは、地上のことだけであると。

自分の真の姿を見せられた。しかし、そのような自分を、キリストの姿へと変える事の出来るお方であり、栄光から栄光へと主と同じかたちに変えて行って下さる。何と感謝なことだろう。御霊は心照らしながら、導かれる。
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覆い隠している真の自分を神様は見せてくださる。差し出すものも自分の栄光のためであったり。主が教え示して下さるとおりの者だ。それを主が捕らえ変えて下さるから感謝だ。