2001年12月15日(土)

「イエスは弟子たちが、漕ぎあぐねているのをご覧になった」(マルコ6:48)


イエスは、強いて弟子達を舟
に乗り込ませられた後、祈る
ために山に行かれた。そして、
そこでずっと天の御父と交わ
り祈っておられた。しかし、
弟子達のことを忘れたわけで
はなかった。彼は弟子達を
見続けておられた。強風で
逆巻く波に舟が飲み込まれ
そうになるを見ておられた。
そしてそこに来られて、恐
れを静められた。主はすぐ後
に嵐が来るとわかっておられ
て、湖に弟子達を送り出さ
れた。そして、その様子を
見守っておられた。主は私達
がもがいている時に、見て
おられ、必要な時に助け出
して下さるのだ。ある青年
が、医師から癌を告げられ
た時、この真理に大きく慰
められた。嵐が迫っている
のがわかったが、彼の救い
主がじっと見守っていて下
さり、彼がもがく時はいつ
でも助け出そうと待ち構え
ていて下さるのだ。あなた
は困難に直面しているか。
決して忘れるな。イエスは
舟を見ておられる。あなた
の悲しみも痛みもじっと見
ておられる。