2012年02月13日(月)

「主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならない」出エジプト14:14


奇跡の出エジプトを経験し、荒野に出たイスラエルの民に、大きな試練が臨んだ。絶体絶命の危機だ。エジプト軍の戦車部隊が追って来たのだ。前は紅海、後ろは追っ手。前にも後ろにも進めない。まさに断崖絶壁の窮地であった。しかし、主はこの事態の目的を「わたしの栄光を現わす」ため、「民は大いなる御力を見たので、主・・を信じた」、つまり「神の栄光が現れるため」「民の信仰が強められるため」と言われた。

私たちも信仰人生の中で、絶体絶命の窮地に立つ事がある。前にも後ろにも進めず、もうどうして良いかわからない、身動きの取れない状況に陥る。しかし、とにかくまず落ち着こう。「恐れるな」「しっかり信仰に立て」「わたしが戦う」との言葉を受け取ろう。神は海の真ん中に道を造られる。道無き所に、道ができて、絶体絶命の事態を力強く導かれる。

民はエジプトの追っ手から奇跡をもって救われた。耐えられない試練は無い。神の栄光とは、「神にしか出来ない事態が起こり、それがまさに神である事がわかる」ことだ。あなたも、今、窮地にあるだろうか。試練が臨んでいるか。「恐れるな」「信仰に立て」「わたしが戦う」に立とう。そして祈ろう。必ず神の導きが臨み、神の栄光を拝する。窮地は神の機会、今窮地なら、神の栄光が現されるチャンスだ。主が戦って下さる。
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神にしか出来ない事態が起こり、そしてその解決がまさしく神であったと、ただ、
ただ御名を崇め、感謝を献げるしかないという経験、その経験の一つ一つが、また神の力に支えられて生きる力強い信仰生活へと続いて行く。