2013年04月14日(日)

「そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。『私 たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよく ありません』」使徒6:2



初代教会に問題が起こった。ギリシャ語を使うユダヤ人たちのやも
めが、毎日の配給で、なおざりにされているというものだった。不
満が起きて、苦情が申し立てられた。

そこで12使徒は、弟子たち全員を呼び集めて言った。この問題の
解決を考える時に、神のことばを語ることが一番大切で、最優先で
あることを伝えた。つまり、神のことばを教えることを後回しにし
て、食卓のことに仕えるのは良くないと。

神のことばの奉仕を第一にすること、そして、全員一致して、問題
の解決に当たりたいと。その結果、御霊と知恵とに満ちた、評判の
良い人たち7人を選び出して、この事に当たらせることになり、ペ
テロたちは御言葉の奉仕を優先することができるようにした。

この解決は、全員の承諾を得るところとなり、一致の中で行なえた。
皆に平安があった。問題に良い解決が与えられた結果、「こうして
神のことばは、ますます広まって行き」「弟子の数が非常に増えて
行き、多くの祭司たちが次々に信仰に入った」。

問題解決だけでなく、更に素晴らしい結実が与えられた。私たちに
も、問題は起きる。その時に、「もっぱら祈りとみことばの奉仕に
励み」の通り、まずよく祈り、神のことばに聞いて行く時、問題解
決に導かれて行く。問題には、祈りと御言葉が大切だ。

・・・・・・・・・・・・
問題が起きた時、各自の思いを言い出したなら、十人十色でバラバ
ラだ。自分の思いではなく、主の御心を求めて行く時、主の御心は
一つなので、一致する。問題が起きたなら、まず祈り、御言葉に聞
いて行こう。