2002年02月12日(火)

「この身とこの心とは尽き果てましょう。しかし、神はとこしえに私の心の岩、私の分の土地です」(詩篇73:26)

ある人が次から次と、病気の人生
と言ってもおかしくないほど病気
をわずらって来た。又、激痛にも
耐えて来た。ある人が尋ねた「あ
んたの神をどう思うかね?」する
と、この敬虔な人は答えた。「日
に日に、このお方への思いは深ま
るばかりだ」苦しみ悲しみは更に
神に心を堅く結ばせてくれるきっ
かけになる。次々と苦難に会い、
健康も富も地位も愛する人も何も
かも失った時、人生に唯一残るも
のが神だ。その時、人は神が何か
を与えてくれるからではなく、神
が神であるゆえに愛するようにな
る。詩篇記者の心のようだ「天で
は、あなたのほかに誰を待つこと
ができましょう。地上ではあなた
のほかに私は誰をも望みません」
神以外に何も残っていない時に、
初めて神だけで十分だとわかる。
天国を忘れるな。天国を思うと、
今の痛みを正しく捉えられるよ
うになる。