2014年02月12日(水) 「・・あらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った『・・と神はほんとうに言われたのですか』」創世記3:1
「・・あらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った『・・と神はほんとうに言われたのですか』」創世記3:1
エバへの誘惑に、蛇の狡猾さが表われ出てるが、あなたにもこの誘惑が来ていないだろうか。「ほんとうに?」との言葉だ。神が言われたのはよいが、「ほんとうに?」と。神や御言葉を否定して来るわけでなく、「ほんとうに?」と言われた時に、「ん?ほうとうだっけ?ほんとうかな?自分の思い違いでは?」と、疑いが湧き上がる。 サタンは極めて狡猾だ。初めから否定して来たなら、警戒し、身構え、識別しながら聞く。無神論者や共産主義者の言葉は、それなりに聞く。しかし神を認め、御言葉を認めた上で「でも、ほんとう?」とは、サタンの罠だ。そして、次には大胆にも全面否定して来る。「あなたがたは決して死にません」。神の言葉と正反対だ。正反対なのだから、わかりそうなものだが、サタンに聞いて行ってしまうと、わからなくなる。 これはサタンのやり口だ。「御心だけど、行わなくてもいいのでは」とささやきが来るだろうか。信仰によって、御言葉の約束に立とうとすると、「本当に?」「成就なんてするの?」「信じているだけで大丈夫?本当に?何とかしなくては」と吹きかける。ご自身の栄光の富をもって必要をすべて満たす、と言われると「本当に?そんなはずないよ」あなたの人生必ず導く、と言われると「本当?」いつも信仰が揺れ動き、ぐらつく。 自分が思っているのでなく、サタンが吹き込んでいる、火矢だと気づこう。エバのように自分の思いに立つのでなく、主のように御言葉に立てるように祈っていよう。 ----------- サタンは御言葉や真理を都合よくゆがめ、自分の思いに合致するよう誘惑してくる。焦り、煽られ、落ち込まされる。平安を奪われる時、狡猾なサタンからの思いを気づけるよう祈っていよう。