2014年07月15日(火)

「それから、彼に次のような主のことばがあった」T列王17:2



主から命令を受けたエリヤは、アハブ王のもとへ行き、ここ2,3
年は雨が降らないと告げた。この事は大変な勇気が要り、信仰によ
る行動であった。様々な思いが巡っただろう。王の怒りに触れ、即
座に殺されるかも知れない。アハブは極悪王であった。しかし、エ
リヤは一歩踏み出し、主の命令に従った。

すると、次の示しが臨んだ。「ここを去って東へ向かい、ヨルダン
川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ」と。その川の水を飲む
ように、食物は烏が運んで来るからと。「それで、彼は行って、主
の言葉のとおりにした」。一歩従う時に、次の示しが来る。エリヤ
は、又、次のその言葉の通りに従った。

すると、主の言われた通りに、烏が朝夕に、肉とパンを運んで来た。
貪欲な烏が食物など運ぶはずがない。主の奇跡だった。「そこであ
なたを養う」の通りに、ケリテ川でエリヤは養われた。主の御心に
従うなら、必ず「そこで」奇跡をもってでも養われる。ケリテ川が
枯れると、また「主のことばがあった」。一人のやもめに命じて、
養うようにしていると。

一歩従うと、次の導きが臨む。一歩従うことが大切だ。次へと展開
して行く。今、あなたにも主からの示しがあるだろうか。御言葉が
心に迫っているだろうか。御霊は助けて下さる。祈って、一歩踏み
出そう。大きな祝福にあずかる。
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世の常識では計り知れない主の奇跡は、従わなければ経験できない。
御言葉の通りに一歩踏み出して行こう。エリヤの訓練と奇跡は私た
ちにも臨んでいる。