2014年10月15日(水)

「主よ。朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのために備えをし、見張りをいたします」詩篇5:3


朝に、少しの時間でも、主との交わりが持つことは良いと、誰しも
知っている。祈って一日を始めると、何かが違うことも経験済みだ。
しかし、どうだろう、朝、起きるや、あれこれ一日のスケジュール
が頭をかけ巡る。又、現在の思い煩いがすぐに浮かび、心が暗くな
ってしまうだろうか。

それにつられて、今日の予定で頭がいっぱいになり、又、思い煩い
で悶々状態になる。心が主に向かないまま、どんどん違う方向へ向
かってしまう。まずこれをしてから、祈りの時を持とうとすると、
次、次とする事が出て来て、必ずや持てなくなってしまう。夜に祈
ろうと思うと、眠くなってしまい、祈れないままになってしまう。

ある人は、余りにも忙しい日々に、時間が無い、時間が欲しい、時
間さえあれば祈れるのにと思っていた。ある時、突然、休暇がもら
えた。嬉しくて、すぐに行楽に出てしまった。その時に、主との交
わりは、時間の問題でないことに気づかされた。

時間ができても、持とうとしない自分、環境の問題でなく、主を第
一に求めようとしない、自分の心の頑なさに気づかされた。悔い改
めて、朝の少しの時間を祈りに献げて行った時に、助けられて、続
けて与えられて行った。
-----------
第一のものを、第一にしなければ、どっと二番目、三番目のものが
押し寄せてくる。主との交わりは忙しい一日の大切な備えだ。御心
の真ん中に歩めるよう、朝に主と交わろう。