2015年02月12日(木)

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」イザヤ43:4



有名な例え話を耳にした事があるだろうか。動物学校があり、訓練
をしていた。空を飛ぶこと、走ること、水泳、木登りの訓練だった。
鷲は、飛ぶ事が大得意、しかし他の事はだめで、気落ちし自分を責
めていた。速く走ろうと足を痛めてしまった。アヒルは水泳が得意
だが、空を飛べないので、鷲が羨ましくて仕方がない。飛べない自
分に、自己嫌悪だ。

うさぎは走りは得意、しかしどうやっても空は飛べないので、落ち
込んだ。リスは木登りは大得意だが、はやり空が飛べない。劣等感
にさいなまれ、走りも自信が持てなくなった。笑ってしまうが、自
らも同じ事をしていないだろうか。それぞれ造られ方が全く違う。
同じ人はいない。それぞれの良さ、得意分野が違う。与えられた賜
物が違う。

それを他と比較し、他を羨み、他のようになろうとするなら、自分
に与えられたものまで生かされずに終ってしまう。神は私たち皆を
「違って」造られた。違っていて良い。自分に与えられた賜物を見
い出し、与えられた場で、神のために使って行く時、喜びの中で生
きて行ける。

その時、与えられた個性が見事に開花される。周囲を見て落ち込ん
でいないだろうか。比較すると必ず落ち込む。優越感と劣等感をぐ
るぐるする。優越感に浸りたいのは、劣等感があるからだ。横でな
く、上を見て、愛されていること、賜物が与えられていること、使
命があることを確かなものとして行こう。
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一人一人にふさわしく賜物は与えられている。みな一緒ではないか
らそれぞれがその賜物を持って仕えあっていける。横に目が行くと
きは御神を仰ごう。あなたは高価で尊いと認めていてくださる。