2015年04月14日(火) 「しかし、サウルの子ヨナタンはダビデを非常に愛していた」Tサムエル19:1
「しかし、サウルの子ヨナタンはダビデを非常に愛していた」Tサムエル19:1
サウル王はダビデを妬み、妬みは憎しみに増幅し、殺害しようとつ け回していた。そしてヨナタンや家来全員にダビデを殺す事を宣言 した。しかし、ヨナタンは、ダビデを愛していて、何とか助けよう と画策する。愛する父親と、愛する親友との二人の狭間でヨナタン はどんなに、辛く悲しかった事だろう。 父親が敵とするダビデのことを、父親に執り成し、はっきりと進言 する事は、どんなに勇気の要ったろう。しかしヨナタンはその事が 言える立場にいた。エステルもユダヤ人殺害の法令が発布された時 に、王に嘆願できる位置にいた。他の誰も取って代わる事のできな い。その時、その場所にその人を置かれたのは神だ。 ヨナタンは、ダビデの事を誰よりもよく知るからこそ、サウルに執 りなした。ヨナタンは自分にできる、自分の使命を果たした。エス テルも命がけで使命を果たした。私たちも現在、置かれている場が ある。あなたの立場だからこそ、できる事がある。それはあなたに しかできない事だ。置かれている意味を捕らえて、自分に任された 使命を果たして行こう。 又、ダビデにとってヨナタンは真実な信頼できる友であり、良き助 けであった。ずっと死と隣り合わせにいたダビデに、その存在はど んなに救いであり、慰めであったろう。まさに神の備えであった。 あなたにも慰め手、助け手がいるなら、それは神からのものだ。 何と感謝な事だろう。 -------------- いつも私たちを助けてくださる神は、全ての途上で相応しい助け手、 慰め手を送ってくださっている。また逆もだ。互いに愛し合い、慰 めのために今日も豊に用いていただこう。