2015年12月15日(火)

「彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた」ルカ10:39




マルタは、主のためにもてなしたいと、あれもこれもと色
々な事を心配し、心が乱されていた。なすべき事が多すぎ
て、許容量オーバーで、何もしていないマリヤにイライラ
してしまった。私たちもどうだろう。あれもこれも、すべ
き事が山積だ。自分のこと、家族のこと、職場のこと、主
のこと・・

あれもしなくては、これもしなければ、頭はパンクしそう
だ。しかし主は「どうしても必要なことは・・一つだけ」
と言われた。あれもこれもとパニックになるが、主は大事
な事は一つ、まず主の言葉を聞くことだと言われた。「信
仰は聞くことから始まり、聞くことは・・みことばによる」

信仰は、聞くことが始まる。御言葉なくして信仰は始まら
ない。伝道も、奉仕も、聞くことから始まる。御言葉によ
らなければ、奉仕とは何で、何のために奉仕するのかさえ
わからない。私たちは御言葉によって生きている。御言葉
を聞いて、行動する時、そこに御霊が働き、主のわざが成
し遂げられて行く。

神の言葉を聞くという「良いほうを選んだ」マリヤは、よ
く主の言葉に耳を傾け、全身で聞いていたため、主の御心
を理解できた。主が十字架にかかることを悟り、その直前
に、自分の大切な高価なナルドの香油を惜しげもなく献げ
きった。それができたのはマリヤだけだった。御言葉をよ
く聞いていたからだ。主を愛すること、従うことは、主の
言葉を聞くことから始まる。
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あれも、これもと御言葉なくして動いていると、主に文句
を言うマルタの失敗をする。大切な事は一つとの主の言葉
を握り、年末の山場を乗り切ろう。