2017年06月14日(水)

「生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです」Tコリント2:14


ある人がしょっ中、牧師に相談に来ていた。牧師は相談事をいつも
聞き、御言葉から助言していた。その人は「はい、わかりました」
と帰るのだが、御言葉には従うことなく、いつも自分の思い通りに
していた。そして、それを幾度も繰り返していた。口では「わかり
ました」と同意するのだが、実際は御言葉でなく、自分の考えに従
って行動する。だから同じ失敗を繰り返していた。

実は自分の考え、価値観がしっかりと根にあって、自分は正しいと
思い、そして自分の考えの方が良いように思えるからだ。「生まれ
ながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れない、それらは
彼には愚かなこと」だからとあり、肉は、生まれつきの性質には、
御言葉に従う事が愚かな事に思える。

「そんな事をしていたら、この世の中渡って行けない」「そのよう
にするなら、自分の時間はどうなる、労力も要るし」「そんな事を
したら、人に変に思われる」「自分が少々献げても、焼け石に水、
何にもならない。無駄だ」と、愚かな事に思えてしまう。サタンも
祝福を奪い取ろうと常に攻撃して来る。

自分の思いと判断に立ち、都合の良い言葉だけを受け取っているな
ら、決して成長する事はないし、実を結ぶことがない。主のみわざ
を見ることもない。堂々巡りするばかりだ。御言葉をどう聞いてい
るだろう。愚かな事に見せて来るサタンと肉をわきまえて、御霊の
助けのもと、一歩、目の前の御言葉に従おう。
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見た目の幸せや得で安易に御霊の導きを流してしまう。御言葉に従
う目的は何だろう。目先の幸せではなく、ご誠実な主を知り主のか
たちに似せられ、清く変えられていくことではないか。