2002年07月14日(日)

「偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけなさい。そうしてこそ、兄弟の目のちりがはっきり見えて、取り除けることができるのです」(ルカ6:42)

自分を棚に上げて、他人に物差しを向け
高い基準を要求し、さばくなら恥を受ける。
あなたが他人に向けた、その同じ物差しが
神様からあなたに向けられる。厳しい基準
で人とさばけば、その高い厳しい基準が
そのまま自分に返るのだ。自分にさばき
を招くことになる。さばかなければ、自分
もさばかれない。自らの主張がもし正し
ければ、正しいほど謙遜に語らなけれ
ばならない。自分も不完全であり、間違
う者であることを、わきまえて語るのだ。
謙遜でなければ、相手に届かない。
私達は皆、成長過程にある。皆、神の
あわれみがなければ、一時たりとも
生きて行けない者だ。批判し合ったり、
さばき合うのは良くない。余計なお節介
もよくない。互いに赦し合い、いたわり
合うべきだ。自分の偽善に気づけ。
自分を深く知る人ほど、人をさばかない。