2017年11月14日(火)

「御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません」ガラテヤ5:16


ある人が、大変な短気に悩んでいた。とにかくすぐにカッと、頭に
血が上る。怒りが噴出する。もうイライラし出すと、止まらず、お
さまらない。あれもこれもと次々と連鎖して、腹が立って仕方がな
い。普段ならどうも無い事まで、些細な事にもカッカする。どうし
ても一番身近な家族に、甘えがあり、当たってしまう。

当然のごとく害毒をまき散らしてしまう。暗い、嫌な空気になる。
冷静になると、自分も暗たんたる気持ちになり、自己嫌悪に陥る。
反省を繰り返すのだが、直らない。そんな中、主に助けを求めて、
主の御前に何もかもを打ち明け祈った。祈りの中で、イライラする
時に、自分は猛烈に「怒りたい」と思っている事に気づかされた。

怒りたくないのでなく、怒りたいのだ。その一番自分の弱い所に、
絶えずサタンの攻撃が来ている事を知らされた。そして、自分に
余裕がある時は、つまり御霊に導かれている時は、同じ事でも全
くイラ立たないし、カッとしない事にも気づいた。主と共に歩み、
心に平安と喜びがある時は、短気にならない。余裕があって受け
止める事ができる。

状況や相手ではなく、問題は自分だと示された。主と交わり、御
霊に導かれて歩む時、心に平安と喜びがある。そのため主と共に
対応できて、状況に、相手に反応するのでなく、流されるのでな
く、意志をもって行動して行ける。そのためには御霊によって歩
む事、主にとどまる事だと教えられた。
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感情に傾き感情どおりに動いてしまいやすいからこそ感情より行
動に焦点をおこう。御霊の実を結んで生きていたい。感情に支配
されそうな時、主を呼び主に従いたいと祈りたい。