2017年12月15日(金)

「これこそ悩みのときの私の慰め。まことに、みことばは私を生かします」詩編119:50



道に迷った事があるだろうか。方向もわからず、どこへ向かえば良
いのかわからない。その時は、交番か、地の人に聞けば進める。停
電で、暗闇の経験があるだろうか。ロウソクや懐中電灯でホッとす
る。飛行機や船の航行はどうだろう。雲におおわれ、嵐の中で、何
も見えなくなった時、羅針盤や計器によって正しい方向に進める。

これらが霊的生活においては神の言葉だ。どの方面に進むべきか、
どちらを選択すべきか、わからない時、御言葉は方向を示し、確か
な指針を与えてくれる。又、苦境の時に、どうすべきかを教えてく
れる。経済的苦境、対人関係の苦境、仕事上の問題、健康の悩み・
そんな時に、御言葉は、なすべき事を教え、心の内側も照らし、励
まし慰めを与え、平安へと導いてくれる。

ある人が失業し、就活は次々と落ち、貯えも底をつき、不安と恐れ、
思い煩いで一杯だった。どうしてよいかわからない。この苦境で
「御言葉を下さい」と切に祈り求めた。すると「すべての事につい
て感謝しなさい」との言葉が臨んだ。答えだとわかった。それで
「失業を感謝します。まだ職が無い事を感謝します」と祈った。

その時に不思議が起きて、不安と恐れが消えて、心にすうーと平安
が広がった。御言葉に従った時に、状況は変わらないが、心が変え
られた。前に進めた。次に「求めなさい・・捜しなさい。そうすれ
ば見つかります」に従って、平安の内に職捜しができた。そしてふ
さわしい職が与えられた。
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環境の上に安心を置いていたことを問題が来ると示される。そして
御言葉の上に信頼するときに平安が来ることを学ぶ。御言葉を求め
よう。慰めと力が与えられる。