2018年06月14日(木) 「主はヤコブに仰せられた。『あなたが生まれた、あなたの先祖の国に帰りなさい。わたしはあなたとともにいる』」創世記31:3
「主はヤコブに仰せられた。『あなたが生まれた、あなたの先祖の国に帰りなさい。わたしはあなたとともにいる』」創世記31:3
ヤコブが父と兄を騙して、祝福を奪い取り、兄の怒りを買い、家を 出るはめに陥った。カランへの途中、野宿するが、そのかたわらに 主が立たれ「あなたと共ににあり、あなたを守り、あなたをこの地 に連れ戻そう」と約束された。約束を成し遂げるまで決してヤコブ を離れないと。 やがて主は約束を成就されるのだが、その実現に、20年もの歳月を 要した。気が遠くなるほど長い年月だ。私たちは、待つ事が非常に 難しい。待つ事が出来ない。しかし、主は手っ取り早くでなく、時 間をかけながら、こつこつと、地道に私たちを導かれる。 今日の1日、非常に有益な、大切な、意味のある1日だ。主に在っ て、練られきよめられ、造り変えられる途上にあり、1日も無駄な 日は無い。必ず「神の時」は到来する。約束は成就される。その約 束が実現して行く時に、よく見ていると、様々な予兆がある。状況 が少しづつ変化して行くのだ。 ヤコブの状況も目に見えて変わって行った。ラバンの息子達が、父 の物をみなヤコブが盗んだと言い出す。ラバンの態度も以前のよう でなく、好意的でなくなった。このままなら争いが起きそうだ。ヤ コブへの対応も変わって来て、微妙な空気を感じる。 そんな中、はっきりと主の御声が臨んだ。「先祖の国へ帰れ」「さ あ立ってこの土地を出て」と。今こそ約束の時が来た。私たちも、 状況の変化をよく見ていよう。そして、主言葉が臨む時、行動を起 こすべき時だ。 ---------- すべての事は偉大なご計画の途上、動き続ける今日だ。主の御働き の顕著な兆しはないか、またその実を通して示されている事の意味 は。よく悟れるように祈り、良く見張っていたい。