2018年07月15日(日)

「あなたは愚かなことをしたものだ。あなたの神、主が命じた命令 を守らなかった。主は今、イスラエルにあなたの王国を永遠に確立 されたであろうに」Tサムエル13:13


サムエルはサウルに、自分がいけにえを献げるから、自分が着くま
で7日間待つようにと命じた。しかし、その指示された7日間が過
ぎたが、まだサムエルは来ない。民の状況を見ると、民はもはやサ
ウルから離れて散って行こうとしている。それを見て焦り、どうに
かしなくてはと、サウルは自分で全焼のいけにえを献げた。

献げ終わった丁度そこに、サムエルが到着した。何と言う事をした
のかと。いけには祭司以外は献げる事が出来ない。愚かな事をし、
もう王国は立たないと。又、アマレクを打ちすべてのものを聖絶せ
よ、と命令を受けた時も、最も良いものを惜しみ、どうでもよいも
のだけを聖絶した。そして、民が惜しんだと民のせいにした。

サウルのこれらの問題は何なのか。いけにえを献げるかどうか、聖
絶するかどうか、外側の行動の問題以前に、御言葉にあるように
「あなたが主のことばを退けた」「聞き従うことは、いけにえにま
さり」彼の態度が、主に聞き従わないということだった。ここが問
題だった。

私たちはどうだろう。神はこう言うが、この状況ではこっちの方が
良い、神は言うが、しかし・・と、自分の思いが強く、自分の思いの
方で行動するだろうか。大切な事は、どんな善をするかでなく、主
の御声を聞いて、御声に従うことだ。

今もし、御声をなおざりにして、自分の思いで進んでいるなら、立
ち止まろう。御声に耳を傾け、従おう。豊かな祝福はただそこから
来る。

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クリスチャン人生は、自分の思う善い事をするのでなく、主が言わ
れる事を聞き、それに従う歩みだ。しばしば自分の思いが妨げる。
「自分は」でなく「主は」と、主のみ思いに目を持って行こう。信
仰生活は練習だ。よく失敗するが、「主のみ思いは?」に立って行
けるように、祈ろう。