2018年09月14日(金)

「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから・・しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないおうにしなさい」ガラテヤ5:1



戦後の民主教育で、自分を主張する事、男女平等、ウーマンリブ、
女性は翔べと、自己実現が人生の目的とばかりに教えられた。今で
は、自分を抑制する事が心の病につながるとまで言われている。今
の時代は癒しブームだ。誰にも拘束されずに、自由に自己表現し、
解放されて生きる事が癒しだと。

しかし、自分の欲望に従って、自分の好きなように生きる事が自由
なのではない。又、自分に忠実に生きる事が解放ではない。自分の
自然の願望のままに生きて行くと、肉はとんでもない事をしでかす。
ある人が、人から批判されて、プライドがひどく傷つき、怒りで報
復の思いが湧き立った。それは抑えきれず、隠れて匿名で相手を非
難攻撃した。

しかしそれが発覚し、その卑怯なやり口に皆からの一斉非難の的と
なった。まさに自分の蒔いた種であり、その事を通して、いかに自
分が罪人であるかを思い知らされた。自然に感情の赴くままにして
いると、罪を犯したのであり、又、自分の内側には、人を見下し、
馬鹿にし、人を傷つけ、攻撃したいという思いがある事を知らされ
た。

古い性質は罪に向かう。真の自由は、肉の声を拒否し、それに従わ
ず、神の御声を聞いて従って行くところにある。御言葉にとどまる
時に「あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」
だ。自分の欲望を遂げるのでなく、それを拒否し、主の御声に従お
う。
------------
主が自由にして下さったのだから、罪を犯さない自由を選択する事
ができると御霊は励ましてくれる。御言葉の基準を知っている。選
び取れるよう祈ろう。