2002年09月13日(金) 「私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになった」(ピリピ1:12)
「私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになった」(ピリピ1:12)
自らの歩みが様々な事で挫折し、中断して しまうと何となく、自分は神のみこころから それているのではと考えてしまう。 自分の量りが間違っているのに、自分の霊的 状態がおかしいと思い、神にさえも疑いを持 ってしまう。物事が、人生がスム−ズに行く 事が良い事との無意識の発想があるからだ。 ある人が言った「もし神に従えば、人生すべ てがうまく行くというのは詭弁、そういう事 はない。うまくいかないときも神と共に歩む という意味だ。むしろ災いや苦しみの中で福 音は前進する」と。パウロの目的は福音を伝 える事であったので、投獄されても動じる事 はなかった。その状況さえも利用して福音を 伝えた。パウロの投獄は福音を前進させる事 になったのだ。神に従うならうまく行くとの 詭弁に欺かれるな。神は困難を取り除けられ ず困難の中で働かれ、神の栄光を現される。