2020年04月14日(火)

「私たちは良くても悪くても、あなたを遣わされた私たちの神、主の御声に聞き従います」エレミヤ42:6



人々は、実はこの言葉とは裏腹だった。ヨハナンや人々が、エレミ
ヤに、主に祈り、自分たちの歩むべき道となすべき事を伺うように
と頼んだ。自分たちは、すべてエレミヤに示された通りに、必ず行
なうからと。良くても悪くても、主の言葉に聞き従うと。エレミヤ
は人々の申し出を受け、「十日の後」とあり、十日間、十分時間を
かけて主に祈った。

すると主から答えが来た。エジプトへは行かずに、とどまるように
と。「この国にとどまるなら、あなたがたを建てて、倒さず、植え
て、引き抜かない。バビロンの王を恐れるな。こわがるな。わたし
はあなたと共にいて、彼の手からあなたがたを救い出すから」と。
わたしはあなたがたをあわれむと、主はあわれみを施して下さると。

だから、バビロン王のもとにとどまるようにと。あなたがたを建て
上げて、植える。決して倒さないと。しかし実は彼らは、すでにエ
ジプトに逃げようとの意志が決まっていた。主の御心は、彼らの思
いと正反対だった。自分たちの思いは定まっていて、御心に従うと
いうのは、口先だけの表明だった。

早くエジプトに逃れなければとの恐れが、主の時を待てず、御心が
示される前に、結論を下してしまう。私たちもどうだろう。聞きた
いのは、自分に都合の良い御言葉で、主からの承認を欲しいのだろ
うか。示された御心を受け入れる事も難しいので、御心を受け入れ
る事ができるよう、主に祈ろう。主が働かれる。
-------------
強い思い込みや恐れが心に充満していること、自分には確かな方法
など決められないことを御前に認めて主に導きを求めよう。心を静めて
それから御心を求めて確かな聖書を開こう。