2020年09月14日(月) 「その地の人々を恐れてはならない。彼らは私たちのえじきとなるからだ・・主が私たちとともにおられるからだ」民数記14:9
「その地の人々を恐れてはならない。彼らは私たちのえじきとなるからだ・・主が私たちとともにおられるからだ」民数記14:9
イスラエルの民が不信仰になり、カナンに入る事ができず、荒野を 40年さまよい滅びてしまう事になった箇所だ。場所はカデシュ・バ ルネア、部族から一人づつ12人の斥候をカナンに遣わし、地を探っ た。戻って来たヨシュアとカレブは、「素晴らしく良い地だ。上っ て行って占領しよう。必ずできるから。彼らは私たちのえじきとな る」と報告した。 しかし他の10人は「あの地には攻め上れない。民は私たちより強い から。私たちは自分がいなごに見えた」と恐れておびえた。彼らは、 別々のものを見たのでなく、全く同じものを見た。しかし正反対の 反応が出た。どこが違ったのだろう。10人は「あの民は私たちより 強い」と、「自分たち」とアナク人を比較した。そして攻め上れな いと結論づけた。 しかしヨシュアとカレブは「主が」と主とアナク人を比べた。主が 共におられる。彼らはえじきとなる。占領できると。10人はまず 「自分」を考え、状況を見た。2人はまず「主」を考え状況を見た。 その結果、民全体に不信仰がまん延し、その夜、全会衆は、恐れて 大声で泣き明かした。死んだ方がましだ、エジプトへ帰ろうと。 この不信仰に陥った民はカナンに入れず、荒野で滅んでしまった。 五千人の給食の箇所で、ピリポも主に試された。「どこからパンを 買い、人々に食べさせようか」と。ピリポは、所持金を見て、不可 能と結論した。しかし、主は、所持金でなく、主には出来るとの信 仰を求められた。今、私たちにも、その信仰を求めておられるだろ うか。 ---------- 目の前の状況に思いは左右に振れるが、必ずできるとの主の御言葉 を信じて、退くより主が見ておられるように見て行けるよう祈ろう。 主と主の御言葉に信頼しよう。