2022年02月12日(土)

「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成 る」箴言19:21



信仰人生の中で、時に、目の前で道が閉ざされる事を経験する。自
分はどうしても進みたいのに、門が閉じられてしまう。神からの
「ノー」を突きつけられ、現実と向き合わせられる。非常に厳しく
感じる。入試、就職試験、対人関係、進路、様々な事態で直面する。

自分の思いとは全く異なり、思ってもみない方向へ向かう事になる。
自分の思いがあり、それと違うので、なかなか受け入れ難く、失望
落胆してしまう。「ノー」は進路だけでなく、自分自身も否定され
たように感じてしまう。何度も何度も、就職試験が不合格になると、
人格まで否定されているように勘違いしてしまう。

しかし主には行き当たりばったりは無い。最初から、完全なご計画
を持っておられる。あなたの思いの道が、主の御心とは違っていた
ことになる。主は、正しくあなたを御心の道へと導いておられる。
「ノー」を主のご意志として受け取ろう。別の道が備えられている。
開かれた道を進めばよい。

ある人は、次々と願う道が閉ざされた。それで祈った結果、自分の
願いを横に置いて、主が、自分にさせたいと思っておられる事を求
めて祈り始めた。そう祈り続けていると、なすべき事が示された。
そして祈りつつ、その道を進んで行くと、目の前で、門がひとりで
に、するすると開かれて行った。驚くばかりに、難題がクリアされ
て行った。

主の御心の道は、自分でどうこうする事なく、どんなに難しいと思
えても、するすると開かれて行く。主が開かれるからだ。民がエジ
プトを出た時に、エジプト軍のえり抜きの精鋭部隊が、後ろから追
いかけて来た。前は海で、もう道が無い。前進も後退も出来ない。
しかし主は紅海を分けて、道を開かれた。御心の道ならどんな事を
してでも、開いて下さる。

・・・・・・・・・・・
次から次と様々なプランが湧いて来る。しかし主から来る思いと自
分の肉の思いもある。よく祈って行く時に、平安の有る無しや、環
境の閉じ開きで、御心の道へと導いて下さる。目の前の道が閉ざさ
れたなら、更に良い、ふさわしい別の道が備えられている。