2022年04月14日(木)

「あなたの手を、その子に下してはならない。その子に何もしては ならない。今、わたしは、あなたが神を恐れることがよくわかった」 創世記22:12



主は、アブラハムにイサクを全焼のいけにえとして献げるよう命じ
られた。「神はアブラハムを試練に会わせた」と、はっきりと主か
らの「試練」だと言っている。それは実子であり、約束の子である
イサクを、全焼のいけにえとして献げよと言うものだった。主が、
本当にそんな事を言われるのか?もしや自分の聞き違いでは?

だが普段から主との非常に親しい交わりに生きている、彼にはわか
った。これは間違い無く主の御声であり、主からの命令だ。どんな
に苦しい悶々の一晩であったろう。目に入れても痛くない最愛の息
子だ。それも約束の子であり、イサクから全世界に子孫が広がる、
その子が死んでしまったら、約束はどうなるのか?

しかしアブラハムは、深い祈りの中で、主はイサクが死んでも、よ
みがえらせる事ができると信じた。主を信じ、従う決断をした。彼
の信仰だった。「翌朝早く」主の命令にすぐに従った。御心を確信
したなら、即、従うのが良い。グズグズしていると、大きな祝福で
あるほど、そこに悪魔が来て、狡猾に妨害され、従えなくなってし
まう。

主は、イサクの代わりに雄羊を用意されていた。私たちにも、主は
必ず試練を与えられる。「愛する子を懲らしめ」と、懲らしめは主
の愛だ。試練の中には「エホバ・エレ」、必ず主の備えがあること
を覚えよう。
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主は必ず行く先に喜びと祝福とを備えていてくださる。何もわから
ない険しい山道だが、主を信じて導きに従おう。主は信仰をもって
進んで行く者に必ず報いてくださる。