2022年07月14日(木) 「兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を 自分よりまさっていると思いなさい」ローマ12:10
「兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を 自分よりまさっていると思いなさい」ローマ12:10
この後に「喜ぶ者と共に喜び」と出て来る。“作り笑い”はできる が、“作り喜び”はできないと言われるように、笑顔は作れるが、 喜びは自分では作れない。喜んでいる振りをしても、喜びがあるか 無いかは自分が知っている。 ある人が、親しい友人と受験勉強も共にして、受験になった。する と友人は合格、自分は不合格だった。落胆で、心は真っ暗だった。 起き上がる力も無かった。そして、どうしても友人の合格を喜べな かった。羨ましいばかりで辛いものがあった。だが心に平安は無 い。 自分はクリスチャンで、このままで良いはずはない。辛くて、「喜 べません。助けて下さい」と主に祈った。心底からの祈りだった。 その時、不思議だったが、感情は伴わなかったが、お祝いを言おう と思えた。心が変えられた。 「おめでとう。良かったね」とだけだったが、伝えた時、相手が驚 いて、特別嬉しかったと喜んでくれた。主の証しになったようだっ た。暗かった自分の心も平安になり、御霊の喜びが与えられた。そ して翌年、自分も合格が与えられた。 喜ぶ者と共に喜ぶ事が、特に難しいと言われている。どうしても妬 みや羨望が来るからだ。しかし主は、必ず自分にも良くして下さ る。 自分にも、必ず良いものを下さり、祝福して下さる、その主を信じ る時に、御霊の助けにより、喜ぶ者と共に喜ばせて下さる。 ---------- 自分をおいて人が幸せになると素直に喜べない者だ。けれど主に十 分に愛されている自分ではないか。御霊に従おう。主に委ね、主に あってともに喜びあいたい。