2003年02月12日(水)

「無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい・・あなたがたがたも互いに赦し合いなさい」(エペソ4:31)

ある女性が人から受けた、深い傷に苦しんでいた。
しかし、クリスチャンであるから赦さねばならないと、
赦したつもりでいた。ある時、その過去の傷を友人
に話した時に、顔が歪み、涙が溢れ出た。その友
は、相手をまだ赦してはいない事を指摘してくれた。
もし、相手を赦すなら、自分自身も主によって真に
癒される。そうであれば、感情が激する事なく過去
の事が話せるはずだと。その言葉を通して、心が
暴かれ、赦してはいない自分に気づかされた。
思い出しては古傷に苦しんでいたし、苦しみを反
すうしては、更に自分を傷つけていた事にも気づ
いた。主の前に心の内のありのままの状態を
打ち明け、助けを求めた。主は臨んで下さり、
取り扱って下さり、心の解放を経験した。