2023年05月15日(月) 「私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないの を知っています」ローマ7:18
「私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないの を知っています」ローマ7:18
ある人が、友人に誘われ、初めて教会に行った時に聞いた「救われ る」との言葉に、「救われる」って、何?ギヨッ!としたと。そし て「あなたは罪人です」との言葉に、何という失礼な事をと。自分 は犯罪を犯した事は無く、真面目に一生懸命に生きて来た。それが 何で?と。だが、不思議に何か教会や聖書に心ひかれるものがあ り、友人と通うのは楽しかったし、聖書の学びを続けていた。 その中で、ずっと耳を離れなかった言葉、「罪人」ということを考 えた。御言葉の学びと併せて、思いが巡る中で、今まで全く考える 事など無かった、心の内側に思いが至った。自分は、福祉に携わっ ていて、人々のために、身を粉にして懸命に頑張っていると思って いた。周囲にもそう思われていた。良い人であり、皆に賞賛され、 感謝されていた。 しかし心の内をよく見た時に、醜い自分に気づかされた。自分は、 他の人のようではなく、良い人間だと思っている。だが、表には出 さないが、人が思い通りにならないとイライラし、腹を立て、相手 を見下し、さばく、冷ややかな自分がいた。又、良い人だと思われ たい、認められたい、人に賞賛されたい自分がいて、そのために人 に親切に振る舞う。それならすべて自分のためではないか。自我、 自己中心に愕然とした。 パリサイ人が、私は、取税人のようでないことを感謝しますと祈っ た箇所で、自分だと思った。御霊により、罪につき、義につき、さ ばきにつき教えられるとあるが、まさに御霊により、「罪人」であ ることを教えられ、主のもとに導かれた。友人がずっと祈ってくれ ていた事も、感謝な事であった。 -------------- 外はつくろえても内側は肉の思い通りにしたい。主は御言葉を通 し、御霊によって肉の思いは死であると気づかせてくださった。罪 をひとつひとつ認めると主は、常に励ましてくださる。御霊に導か れて歩もう。