2024年11月14日(木)

「『さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。』する と、ちょうどその時、そのしもべはいやされた」マタイ8:13



ある百人隊長が、主に、中風のしもべのいやしを求めて来た。この
隊長は異邦人であり、しもべとは当時は奴隷であって、奴隷のため
に心を砕く人で、神を畏れる愛情ある人物だった。自分の家に来て
もらう資格もないので、お言葉をいただく事ができれば、しもべは
直ると。へりくだった態度で、彼は何より神の言葉は必ず成就する
と信じきっていた。

主は、彼の信仰に「驚かれ」た。感心し「このような信仰を見たこ
とがない」と言われた。主が驚かれたのは、彼の「信仰」だった。
立派な善行ではない。彼も権威の下にあり、権威がよく理解できた。
例えば警官は車を誘導し、停止させ、移動させる事ができる。又、
違反すれば切符を切られる。運転者はそれに従う。それは、職業と
しての警官に権威が与えられているからだ。

そして軍隊では、上官の命令は絶対だ。百人隊長は、その上に、更
に最たる神の権威を認めていた。だからその神の言葉の権威を認め
た。主は「さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように」
と言葉を与えられた。すると丁度その時に、しもべはいやされた。
神の言葉には、驚くべき力と権威がある。霊であり、いのちだ。神
の言葉は必ずその通りに完全に成就する。100%だ。

私たちはその権威と力ある言葉をどのように聞いているだろう。ぼ
んやり聞いて、適当に受け止めているだろうか。右から左へと、い
い加減に聞いているだろうか。祈りをもって真剣に聞き、語られた
言葉に信仰もって応答する時、主が働かれ、みわざをされる。今一
度、御言葉への自らの態度を省みよう。又、もし、語られていたな
ら、従えるよう、祈ろう。
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主の御約束はその通りに必ず成就する。信じて待ち望める事は感謝
だ。今、見ていなくても実行される。確信をもって歩もう。主の御
言葉を聞いたなら従おう。