2025年01月15日(水)

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる 祈りと願いによって・・願い事を神に知っていただきなさい」 ピリピ4:6



主は「何も思い煩うな」と言われる。「何も」「いっさい」思い煩
うなと。私たちを思い煩いから守り、解き放とうとして下さってい
る。それは、思い煩わずに、「祈れ」と。思い煩いから解放される
のは、「神に知っていただく」=「祈り」による。ある人は祈って
いるのに、思い煩いが、無くならないと嘆く。

それは四六時中、その思い煩いの原因となる、悩みから目を離さず、
見続けているからだ。一日中その問題を、繰り返し、繰り返し思い
続ける。すると、その思い煩いで要塞を築き上げ、ますます強固に
なり、その問題はモンスターになって行く。原因となるものから目
を離し、約束の御言葉と主ご自身を仰ごう。

そして思い煩いに囚われているあるがままの心を祈って行こう。そ
の時、主が働いて下さり、状況は変わらず、問題はそこにあるが、
その中で、不思議に平安にされる事を経験する。ある人が会社が倒
産し、収入が途絶えた。貯えはほとんど無く、次の仕事が無い。当
座の生活費に困窮した。

親しい友人に頼めば、快く貸してくれるだろう。「いや、神が与え
て下さる。神に拠り頼み、神に祈ろう」と励まされ、信仰に立つ事
を決心し、切に祈った。「神の国とその義とをまず第一に求めなさ
い。そうすれば・・すべて与えられる」に立って祈り続けると、不安
が薄れて行った。

そして突然、昔、知人にお金を貸したものが戻って来た。全
く忘れていたものだ。当座の必要が満たされ、やがて職が与えられ
た。主の真実に心から感謝した。
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問題を抱え、まだ来ない先を思い煩うと明日が怖くてならない。
あるがままを主に祈ろう。人知を超えた主の平安に守られるとの御
約束だ。今日ともにいてくださる主は明日も傍にいてくださる。