2003年12月14日(日)

「あなたがたは、多くの種を蒔いたが少ししか取り入れず、食べたが飽き足らず・・かせぐ者がかせいでも穴のあいた袋に入れるだけだ」(ハガイ1:8)

バビロン捕囚の後、イスラエルの民はエル
サレムに帰った。しかし、神殿の再建とい
う重大な神のみこころをないがしろにして
いた。皆、自分の事に忙しくしていた。
種を蒔き、飲み食いし、稼いでいた。
しかし、第一のものを第一にしなければ、
何の実りもない。稼いでも稼いでも穴のあ
いた袋に入れるばかりだと。私達も生活に
虚しさを感じる事がある。懸命に働き日常
生活をするが、心が何も満たされない。
実りがないのだ。生活の多大な必要に追わ
れて、一番大切な神との交わりを後回しに
し、ないがしろにしているからだ。
生活の必要がどんなに大切であっても、神
との交わりに優先するだろうか。あなたは
どうか。穴のあいた袋に入れていないか。