2004年03月15日(月)

「もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい」(ローマ12:20)




 自分を批判し、敵対して来る人にどういう反応をするだろうか。十倍にもして仕返しがしたいと思うのが生まれつきの罪の性質だ。巧妙に違う形で報復しようとするかもしれない。しかし、神は決して報復するな、と言われる。報復は争いの連鎖を産み出すばかりだからだ。「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈れ」と言われる。自分を攻撃し、立ち向かってくる人への態度はどうか。これによって、どれほど成長しているか、どれほど主に従っているかがわかる。生まれつきの自分には出来ない。いくら頑張っても不可能だ。しかし、神に自分を明け渡して、聖霊の導きに従う時に、可能になる。これは聖霊の力だ。御霊の与える柔和の実だ。
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自我のおもむくまま、感情に従っても真の平安がない事は十分に知っている。自我の奴隷ではなく御霊に従おう。祈って十字架を見上げよう。