2004年04月13日(火)

「また、なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか」(マタイ7:3)


 ある青年会で「赦し合うこと」について学び、その後、色々な体験や思う事を話し合う時を持った。みなが、自由に語り合っていたが、その内、意見の相違が出て来て、議論になった。その相違は互いの反発を招いてしまい、言い争いに発展してしまった。みなが気まずい思いでその会を終えた。神は赦し合う事について、実地訓練されたのだった。赦し合う事について語り合いながら、実際は裁き合っていたのだ。互いに自分の本当の姿があらわにされたのだった。私達は抽象的に観念的に愛する事、赦す事を思い、語るのは簡単だ。だが実際の生活が重要だ。自分の本当の姿を知り、弱い私達を導いて下さる御霊の助けを知る。
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頭で十分わかっている事と現実とはずいぶん違う。自分には甘く、とかく人のことならすぐにわかる。自分の弱さをいつも覚えて、互いの弱さにこそ寛容であれるように。