2004年08月14日(土)

「しかし、舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしていない悪であり、死の毒に満ちています」(ヤコブ3:8)



 「人の口は心に満ちているものを話す」とあるように、自分の語る言葉は自分の心のうちにあるものだ。もし、人を傷つける意地悪な言葉が口から出るなら、それは心にあるものだ。そして、それは人を傷つけ、自分の内の悪を増長させる。逆に、悪い言葉をいっさい口から出さないなら、内の悪を殺す事になる。自分の舌を神に制御していただけるよう祈るなら助けて下さる。舌を制御することがどんなに難しいか誰しも経験するところだ。ヤコブは誰にも出来ないと言っている。舌で大きな失敗をしたことがあるだろう。しかし、「私の口に見張りを置き、私の唇の戸を守って下さい」と神に頼るなら可能だ。取り返しのつかない失敗から守られるために。神に頼め。
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御言葉には、すべての人と平和を保ちなさいともある。一度出した言葉は、飲みこむことは出来ない。心のうちに悪い思いや苦い思いがある時、口から出る言葉は、悪意か偽善か。出す前にどうか祈れますように。