2004年12月14日(火)

「あなたがたも行って同じようにしなさい」(ルカ10:37)



ある時、砂利道に車を乗り上げ、タイヤが空回りしどうにも動かなくなってしまった。近くにいた青年達が来てくれ、色々試したがどうにもならない。周囲の男性達も寄ってきて皆でワゴン車を持ち上げて砂利から出してくれた。どんなに感謝したか知れない。助けを受けた自分自身も神の導きに敏感であり、従いたいと思った。人を愛するという事は、自分の都合が悪い時がほとんどだ。自分にはするべき事が控えており、時間の余裕も無い。しかし、愛とは犠牲を意味する。犠牲を払う事が愛する事だ。犠牲を払わずして愛する事は不可能だ。愛を実践する事を通して、自分自身が、ますます神の側り知れない犠牲を知る者に変えられて行く。神の犠牲を知っていく。
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時間も、この身体も神様からいただいたものなのに、なかなか喜んで献げることができない。今日一日、誰かのために何かを犠牲にして小さな愛を示して見よう。