2007年02月11日(日) 「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある」伝道3:1
「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある」伝道3:1
信仰の成長に不可欠な事、必要なことは 「待つ」という事だ。神をじっと待ち望 む事。これ無しに成長は無い。神を信じ るとは、神を待つ事だ。そして、誰しも、 最も苦手なものが「待つ」ことだ。すぐ に結果が欲しい。今すぐに欲しいのだ。 速ければ速いほど良い現代、余計待つこ とは難しい。しかし、信仰の世界は違う。 待つ事によって、学ばされ、訓練される。 待つ事なしに、神も信仰もわからない。 信仰の成長には、長い時間が必要だ。一 朝一夕に成長は無い。長い長い時間をかけ て、神は私たちの信仰を練り鍛え、成長 させられる。アブラハムは75才の時、 約束を受け取った。しかし、それが実現 したのは100才だった。25年待ち望んだの だ。ヤコブは兄エサウを欺き、殺されそう になり、叔父ラバンのもとに身を寄せた。 その二人が和解するのに20年がかかった。 イスラエルがエジプトで奴隷となり、モ ーセによって解放されるのに400年待った。 「神の時」がある。その前でも後でもない。 神の定められた「時」だ。それは「美しい」 時だ。あなたも、今待つ事が御心か。神 を待とう。「もし遅くなってもそれを待て。 それは必ず来る。遅れる事はない」。神の 美しさを知る。 ・・・・・・・・・・・・ 待つことは、信仰の表明だ。待つとは、信 じているという事だ。神はその信仰を喜ん で下さる。待つ事によって、信仰を献げよ う。確信を投げ捨てるな。「それは必ず来 る。遅れる事はない」。