2007年12月15日(土)

「この命令で、王は神のみこころをそこなった。神はイスラエルを打たれた」T歴代21:7

サタンがダビデを誘い込んで人口
を数えさせた。ダビデが心密か
に持っていたものは、神よりも目に
見えるものに、兵力に頼る罪で
あった。目に見えない神よりも軍
事力に頼りたい。又、神が任せら
れた軍事力を自分のもの、自分
の力と勘違いして、高慢に陥る罪
であった。高慢の行き着く先は
滅びだ。以前はゴリアテとの戦いで、
主への信頼により勝利したダビデ
であり、信仰の人であった。ダビデ
が滅びに至るのを神がお許しにな
らず、介入された。これは神の深
い愛だ。私達も目に見えるものに
頼っているだろうか。神が下さった
成功を自分が奪い、自分の栄
光に、自分の所有にしていないか。
目に見えるものは強烈な影響力
がある。依存してしまう。富が幸せ
をもたらしてくれると頼り、又、人が
幸せにしてくれると、依存するなら
それは偶像だ。心の奥では何を
求めているだろう。人は宝のある、
その所に心がある。ダビデは自ら
の罪のために多くの人々を巻き
込んでしまった。罪には結果が
伴う。その責任を取らねばなら
ない。ダビデは主の手に陥る事
を選んだ。ダビデは厳しい苦しみ
と痛みの中で、主の手に陥る事で、
主への信頼を学んで行った。主の
憐れみは深く、どんな時も尽きる
ことがない。
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「不信仰」による失敗をも、主の手に
陥る事によって刈り取らせ、その中
で主への深い「信頼」を再度学ばせ
て下さる。主の愛と憐れみはどこま
でも尽きない。愛されている。