2008年05月15日(木)

「軽率に話して、人を剣で刺すような者がいる。しかし知恵のある人の舌は人をいやす」箴言12:18


身体の傷は、時間がたつと癒えるが、
言葉による傷は、ずっと残ってしまう。
心に深い傷となり、一生引きずってし
まう事もある。人を殴ったり刺したり
すると、身体に傷を負わせる。その
痛々しい負傷は目に見えるが、言葉は
身体でなく、同じように心に傷をつけ
る。心に血を流させる。それは見えな
いだけに、言葉の持つ力をよくわきま
える事が大切だ。自己中心で子供のよ
うな大人は、わがままでプライドが高
い。ちょっとした事ですぐに傷つく。
自分は傷つきやすいに関わらず、人に
は剣で刺すような言い方をする。知恵
ある人は御霊に支配された人だ。御霊
は決して人を理由もないのに、傷つけ
られない。御霊に導かれた人は、御霊
の言葉を話す。それは人を慰め、励ま
し、力づけて癒す。その人といると安
らぐ。舌に気をつけよう。「それは少
しもじっとしていない悪であり、死の
毒に満ちて」いる。愛から発している
言葉だろうか。善意のつもりの忠告さ
え、愛が無ければやかましいどら、う
るさいシンバルだ。さばきや悪口は死
の害毒を周囲に流す。舌を肉に支配さ
せてはならない。必ず舌で失敗する事
になる。日々主と交わり、御言葉を喜
びとして行く時、主の喜ばれる言葉を
語る者とされる。今日も、親切の一言
を心がけよう。
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自分の保身やプライドのために
舌を使っている時、気づけます
ように。神様から慰め励ましを
いっぱい受けているのだから口
から出る言葉はいつも人を立た
せるためのものであります様に。