2011年08月14日(日)

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、 神がすべてのことを働かせて益としてくださる」ローマ8:28



私たちの信仰人生で、どのようなマイナスの事態が起ころうと、そこに神がわざ
をなされ、私たちのために益として下さる。それが、他者からの攻撃であったと
しても、又、自分の過失、失敗により招いてしまった悩みや問題であっても、そ
こで悔い改める時に、神が働かれ、それらをも良いことに造り変えて下さる。

ヨセフの兄たちは、妬みが憎しみに増幅し、殺意を抱いてヨセフに事を行なった。
そこにあったのは明確な悪意であった。しかし、ヨセフは「あなたがたは、私に
悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとなさいました」と言
った。あなたがたは悪を計ったと、邪悪な計略を直視し、且つヨセフは兄たちを
赦すことができた。

そして「神はあなたがたのいのちを救うために、先にわたしを遣わされた」と言
った。あなたがたの命を救うために、神がヨセフを先に遣わされたのだと。神は
不思議な方法で私たちの人生を導かれる。一見悪い事の中に良き計らいを見い出
す。

時々、神は、私たちに困難を通ることを許される。 あなたが神を信じ、神に仕
え、神の御心を行ない、正しく生きていたとしても、 問題が生じたり、様々な
困難があなたに襲いかかって来る。

しかし、神はあなたの人生を完全な御手で治めておられる。神は悪いものからさ
え、良いものを生み出される。今、前の前にあるその悩み、苦しみを、神は私た
ちのために良いこととなるようにされる。どこまでも救いと希望がある。自分で
何とかしようとしていないだろうか。そうでなく、神に委ねていよう。

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人からの悪意すら、主はそれを良いことの計らいとされる。すべてが御手の中に
あり、主権と支配の中にあることを覚える時、負の出来事の中でも、心は平安に
守られる。目の前の問題にも、主のご計画がある。状況でなく、その主を見てい
よう。