2001年12月14日(金)

「雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです〉(マタイ7:25)


 心地良い木漏れ日の中、森を散策して
いた親子がいた。ふと見ると、大きな美
しい木が地面に倒れてしまっていた。
その木をしげしげと見て、根が極めて小
さく浅い事に気づいた。
あんなに小さな根で、どうやって養分を
吸収していたのか不思議なほどだった。
背の高い大きな木を支えきれず、倒れて
当然に思えた。
神がこの事を通して語っておられる事を
悟った。根が貧弱なままでも、そのまま
上に伸びて、他の高い木々と共に立って
いることは簡単だ。何も無ければそれで
良い。しかし、試練は強風が吹きつける
時だ。逆境に会う時、根を深く下ろして
いなければ必ず倒れてしまう。
順境の時は良いが、試練が来た時、根の
ない信仰生活は倒れてしまう。
立って行けない。あなたの信仰生活は根
を深くしっかりと下ろしているか。
神との毎日毎日の地道な地道な交わりの
積み重ねだ。これにより試練の時も絶対
に倒れない。