2012年04月13日(金)

「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです」ヨハネ15:16



ある人が仕事で行き詰まってしまった。暗礁に乗り上げ、壁に閉ざされ、何の方法も無いように思えた。しかしその事業は、主に祈り、主に導かれて始めた、新しい仕事であった。どうしてよいかわからなかった。自分の限界、自分の無力に打ちのめされた。主の御前に静まろうと、御前に行き、心を静め、そして、心の思いをことごとく打ち明けた。

御声を聞こうと、御言葉を読んでいた時に「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び・・任命したのです・・実を結び、実が残るため・・」の言葉が心に迫った。主がこの仕事に自分を選び、任命して下さったことが、新たにされた。自分が何とかしなければと、「自分が」「自分が」と頑張って力尽きた姿が見せられた。

「自分が選んだのでなく、主が選んで下さった」そこに平安と安堵が来て、その時、自分自身、状況、将来を今一度明け渡した。すると不思議な事に、思い煩いが失せた。とにかく、目の前の一つ一つを、主に従ってゆけばよいと思えて、気持ちが楽になった。祈りつつ、主が導かれる通りに従って行った。

その時、目の前の道が、開かれて行き、「主の山に備え」があることを一つ一つ体験した。今、もし行き詰まっているなら、あなたが神を選んだのではなく、神があなたを選ばれたことに立ち返ろう。
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主が御声をかけ呼び出して下さった。今行き詰っていても失望ぜず、迷わず、しっかりと主にすがっていよう。主が必ず希望も解決も与えて下さり突破できる。