2012年08月12日(日)

「それは、肉に従って歩まず、御霊に従って歩む私たちの中に、律法の要求が全 うされるためなのです」ローマ8:4



ある人が、神学校に入学して、学びを始めたが、様々な事でギクシャクした。若
く、物事に批判的であり、対人関係もうまく行かなかった。自分は正しいと思っ
ているので、相手がおかしいとしか見えなかった。どこまでも自分は正しいと思
うので、ますます独善的になった。あらゆる事に反抗的であり、しかし、平安は
全く無かった。

そんな状態が続き、心が苦しくてたまらず、主の御前に祈った。静まり、祈って
いた時に、「なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をけるのは、あなたに
とって痛いことだ」との御言葉が臨んだ。御言葉に向き合う中で、自分の姿が見
せられた。

周囲を見下し、自分こそが正しいと思っている高慢な自分、思い通りにならない
状況を人のせいにし、恨みや憎しみを募らせて、攻撃的になっている自分。初め
て光の中で、自分の姿を見せられ、強烈な自我を示され、心から悔い改めた。砕
きを経験した。

その時から、周囲の人を愛して行く者に、自分が変えられて行った。「自由を与
えられるために召されたのです。その自由を肉の働く機会としないで、愛をもっ
て互いに仕えなさい」。愛をもって仕えて行くことを教えられた。

「律法の全体は、あなたの隣人をあなた自身のように愛せよという一語をもって
全うされるのです」「御霊によって歩みなさい」。主は、私たちの自我を砕いて、
御霊に満たされて歩む者へと導いて下さる。御霊によって歩む時、自分の力でな
く、御霊が助けて、愛せるようにして行って下さる。

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自分の力、肉の力では、従うことが出来ないという事を知らされる。「出来ませ
ん」と認めて行く時に、御霊の助けが来る。自分の力で出来なかった事が、御霊
によって成し遂げられて行くことを経験する。
★申し訳ありませんが、明日からスタッフが出ますので、2日間お休みさせて頂
きますm(_ _)m