2013年03月14日(木)

「あなたがたはわたしを受け入れません。ほかの人がその人自身の名において来れば、あなたがたはその人を受け入れるのですヨハネ5:43」


私たちは、人が気になるものだ。主を知る以前は、ずっと人との比較の中で生きて来た。人との差異で自分を量るしかなかったからだ。人との比較で自分を量る、根深い価値観があり、又、人には良く思われたい、人に嫌われたくない、良い人だと言われたい。人にどう思われるかで、生きて行くと、「ノー」が言えず、絶えず人に自分を合わせ、人の顔色を見て、人の評価が気になり、世間体が気になる。世間体にがんじがらめだ。

人から、良い人に見られたいばかりで、自分が無い。それなら神に従うことができないし、自分を生き生きと、生きて行くこともできない。喜びの無い、虚しい人生になってしまう。又、善行も主のためではなく、自己満足のためにしてしまうし、人からの栄誉を求めるためにしてしまう。人との関係より前に、神との関係が大切だ。人からどう思われるかでなく、主にどう思われるかを、常に意識し、上を見上げながら生きて行く時、解き放たれて行く。

横ではなく、上を仰ぎ見て、御言葉を行なって行くことが大切だ。示された御心を一つ一つ行なって行く時、自由にされて行く。人に良く見られたい、人依存の人生でなく、主に在って自立して行ける。その時、生きる喜びを感じることができる。実感し、生き生きと生きて行ける。
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長い間に培われた価値観で、人の目に合わせて生きてしまうなら、いつも恐れと不安や自己満足の連続だ。ぎくしゃくを感じるつど、主との関係を正し、人依存から自立した信仰生活へ歩みを進めよう。