2013年12月14日(土)

「あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主か ら、豊かな報いがあるように」ルツ2:12


ナオミがモアブの地から帰郷する時に、嫁のルツが自分の住み慣れ
た土地を捨てて、ナオミについてベツレヘムに一緒に来た。ナオミ
はそんな嫁ルツの今後についてよく祈り考えた事だろう。ルツから
聞くに、ルツに良くしてくれる誠実なボアズ、そのボアズは親戚で
あり、彼こそがルツの伴侶にふさわしいと考えた。

ナオミはルツに指示を与え、ルツは姑の言う通りにした。ボアズに
買い戻しを願った。すると彼は、更に近い親類がいて、もしその人
物が放棄するなら、自分が買い戻すと。その時ナオミは、結果を見
る前に、必ずボアズがルツを買い戻す事、それが神の御心であり、
その通りに成る事を信じた。

それでこの結果が出るまで「娘よ。このことがどうおさまるかわか
るまで待っていなさい」と確信持って言えた。神が働かれるから、
ただじっと経過を見守っているようにと。何か策を講じるのでなく、
動くのでもなく、ただじっと待てと。

人間的な動きを止めることだ。私達はこれが大変難しい。自分を救
うために、何かしようとするし、じっと待つより、動く方が楽で安
心なのだ。目に見えない神をただ待ち望む事は非常に難しい。又、
それはただ単に、何もせず手をこまねいているのではなく、示され
た事はして、待つという意味だ。

ルツは自分のなすべき分を果たした。だからこそ、次にすべき事は
そこで安息し、ただ神がされる事を待てばよい。そして、まことの
神を選び、信仰により姑に従って来たルツは、主によりボアズとの
結婚が与えられた。大きく祝福された。

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「あなたの神は、私の神」とナオミについて異国の地にやって来た
ルツに、主はすべてを備えて豊かに報いて下さった。ルツはナオミ
の指示通り、主に委ねて従った。主に身を委ねる者にどんなに良く
して下さるか驚くばかりだ。